介護でダブルワークを選ぶには

ダブルワークをご存知でしょうか。複数の仕事を掛け持ちですることを言います。

例えば、

[1] 本業が休みの日に、週1~2日程度の副業をする。
(例:土日休みの事務職をしながら、日曜日だけアルバイトをする)

[2] 同じ日に日勤の仕事Aと夜勤の仕事Bをする。
(例:昼間はフルタイムデイサービスで働き、夜中は遅番のアルバイトで働く)

[3] 週3日はアルバイトA、週3日はアルバイトBの勤務をする。
(例:月・水・金は介護施設で働き、火・木・日は別の介護施設で働く)

最近では正社員でも副業可の職場が増えてきているようです。そのため、正社員が正規の仕事の休みの日、もしくは業務終了後に副業をすることも多くなってきているようです。

弊社ではダブルワークができる企業さんもご紹介しています。

しかし、当然ながらすべての会社の正社員が副業OKなわけではありません。企業によって規定有りますので、会社の就業規則をしっかり確認しておきましょう。

しかも、労働基準法で違反してしまう事も考えられます。これについては下の方に記入しています。

どんな風にダブルワークをしていくの?

・国家試験の受験資格確保のため
例えば、介護福祉士の受験資格は「3年以上の実務経験と540日以上の従事日数」が必要ですが、3年はクリアしているが540日をクリアできていないなどの場合に、受験日までに従事日数をクリアするためにダブルワークをする人もいます。

・今の会社では、週3日しか働けない
施設側によりますが、スタッフが多いため、週3日しかシフトに入れてもらえない場合、週5~6日で働きたいので別の施設とダブルワークで働く人もいます。

・フルタイムで働けない
登録ヘルパーとして訪問介護で働いている場合は、利用者の状況によっては数時間しか働けない場合があります。その際に勤務時間を調整して副業をする場合があります。

・研修期間のみダブルワークで
施設によって、研修期間は週3日や1日5時間しか働けない場合、研修期間中の収入を充実させるために短期的に副業で賄う場合があります。

・インターネットビジネス
介護職員として働きながら、副業としてアフィリエイトをやってもいいかもしれません。これは時間関係ないので、副収入には最適かもしれません。

・訪問介護で自由な時間に
介護施設でアルバイトをしながら、別会社の訪問介護をしています。訪問介護の出勤は施設のシフトに合わせて入れられるので便利です。
<副業可能な施設かどうかを確認する>

正社員として働く場合に副業をして良いかどうかは施設によって異なります。

今年からは勤務先にマイナンバーを申告する必要があるので、副業がバレることは容易に想像できます。

本業先にも副業先にも別の仕事をする旨を伝え、わからないことは会社に質問するようにしましょう。

※副業を禁止している会社で、それを破った場合、減給や懲戒処分などの罰則を受けることになるかもしれません。

<確定申告>
基本的に、確定申告をすることは義務となっています。副業であっても申請します。

確定申告で住民税や所得税を「普通徴収」という自分で支払う方法を取る必要があります。

<社会保険>
平成28年10月から、社会保険(厚生年金、健康保険)の加入対象が拡大されたため、従業員数501人以上の企業では、パートやアルバイトであっても、
①学生ではないこと
②週の労働時間が20時間以上であること
③1か月の給与が88,000円以上であること
④1年以上の雇用見込があること
の4つの要件すべてに当てはまる場合は社会保険に加入しなければならなくなりました。

したがって、労働条件によっては副業でも社会保険の加入義務が発生して、社会保険料が両社から天引きされてしまうといった状態に陥るかもしれません。ダブルワークをする前に、副業先の従業員の人数、労働時間、給与等も確認しておきましょう。

<労働基準法>
労働基準法では、1日8時間、1週間に40時間以上働くことを原則禁じており、これを超えて働く場合、会社は、2割5分以上の割増賃金を支払う義務があります。

これは、ダブルワークをする場合でも適用されますし、本業・副業の一日あたりの労働時間の合計が8時間を超えた場合は、後の会社に、割増賃金の支払い義務が発生します。
労働基準監督署の調査等でこのことがわかった場合、割増賃金の支払いが問題となって会社とトラブルになるので気をつけましょう。

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